「あなたのこと、娘みたいに思って育ててきたのに。」
そう言われて、恩を盾に動けなくなっている人へ。今日の演目は、総合病院の外科病棟で働いていたCさんの体験談をもとにした再現ドラマです。
SCENE 01会話の全記録(再現)
代行: 退職代行サービスの者です。Cさんより、本日付けの退職のご連絡です。
師長: え…?待って、Cちゃんだよね?直接話したいんだけど。
代行: 直接のご連絡は控えるよう、ご本人よりご希望です。
師長: そんな…今、病棟が回らないの知ってるでしょ?患者さん見捨てるつもり?
代行: 退職の意思決定と、患者様への対応は別の問題です。
師長: 私だってCさんのこと、娘みたいに思って育ててきたのに。恩を忘れたの?
代行: 本人の心身の状態を最優先とし、これ以上の説得はお控えください。
師長: 辞めるなら…私がCさんのこと、業界に居られなくしてあげようか?
代行: 念のため、ただいまのご発言も含めて録音しております。内容はCさんへそのままお伝えします。
師長: ……。
師長: ……ごめん、言い過ぎた。忘れて。
SCENE 02「娘みたいに」のあとに来るもの


「患者さん見捨てるつもり?」 — 人員配置とシフト体制は病院・師長の管理責任です。1人が抜けて回らなくなる体制を作ったのは組織側であって、あなたの責任ではありません。
「娘みたいに思って育ててきたのに」 — 感謝の気持ちと、退職の自由は別の話です。恩は「辞めない理由」にはなりません。
「業界に居られなくしてあげようか」 — これは単なる引き止めの言葉ではなく、脅迫・威力業務妨害に該当しうる発言です。実際に言われた場合は、感情的に反論せず「録音しています」と一言添えるだけで、大抵は相手が我に返ります。


→ 引き止めが「あるある」すぎる看護師のための記事
SCENE 03その後のCさん
Cさんはその日から出勤せず、そのまま退職。「業界に居られなくしてあげようか」という発言は、録音データとともに労働局に相談。師長は始末書の提出に至りました。
いまは残業のないクリニックで、心身ともに回復して働いています。
SCENE 04同じ状況のあなたへ。出口は3つあります
- 人員配置は組織の責任。あなたの罪悪感の仕事ではない
- 恩は退職しない理由にはならない
- 脅し文句が出たら、まず「録音しています」の一言
① 自分で言う(0円)
退職届を内容証明郵便で送るだけでも、退職は成立します。
② 退職代行を使う(2〜6万円)
直接顔を合わせず、感情的な引き止めを受けたくないなら。タイプの選び方は30秒診断でどうぞ。
→ 退職代行の選び方【30秒診断つき】
③ 辞めたあとの段取りを先に知っておく
保険・年金・離職票など、辞めた翌日からの手続きを先に把握しておくと、動く怖さが減ります。
→ 辞めたあとの手続き、ぜんぶ


「損害賠償するからね」と脅されている方は、こちらもあわせてどうぞ。書面ひとつで沈黙した店長の全記録です。
→ チェーン居酒屋・店長の裏の顔
※本記事は一般的な情報の提供です。個別のケースの法的判断は、労働基準監督署または弁護士にご相談ください。
※本記事は視聴者の体験談をもとにした再現ドラマの記録です。実在の病院・人物とは関係ありません。
