本日の演目
演目辞めた翌朝の、静かな机の上
登場人物昨日退職が成立したばかりのあなた/市役所とハローワーク
上演時間この記事は3分で読めます
辞めた翌朝は、静かです。
着信もない。シフトもない。その静けさに少し戸惑っているうちに、事務手続きだけ片付けてしまいましょう。やることは決まっていて、怖いのは中身ではなく順番だけです。

レンくん
辞めたのはいいんですけど…保険とか年金とか、何から手をつければいいのか全然わからなくて…

幕田さん(支配人)
大丈夫、時系列に並べれば5つしかありません。金額や日数は改正で変わることがあるので、最終確認は市役所・ハローワークで。ここでは「順番と期限」だけ持って帰ってください。
今朝これだけ覚えて帰ってください
- 最初の締切は「14日以内」。健康保険と年金の切り替えが先
- 失業保険は離職票が届いてから。届いたら最優先でハローワークへ
- 住民税は「後から来る一番大きい請求」。最後の給料から取り分けておく
SCENE 01まず14日。健康保険と年金だけ先に動く
① 健康保険の切り替え(どれか1つ)
- 家族の扶養に入る(保険料ゼロ。収入条件あり)
- 国民健康保険に入る(市役所。退職日の翌日から14日以内が原則)
- 前職の保険を任意継続する(退職後20日以内。保険料は全額自己負担になる点に注意)
迷ったら目安はこうです。次の仕事がすぐ決まりそうなら国保、扶養に入れるなら扶養が最安。
② 年金の切り替え(14日以内・市役所)
厚生年金から国民年金へ。①と同じ日に市役所で済みます。支払いが苦しい場合は免除・納付猶予の申請ができます。未納のまま放置だけはしないでください。

レンくん
市役所、1回行けば両方終わるんですか?

幕田さん(支配人)
終わります。持ち物を電話で確認してから行けば、午前中で片付く手続きです。
SCENE 02離職票が届いたら、その足でハローワークへ
③ 失業保険(雇用保険の基本手当)の申請
離職票は退職後10日前後で届くのが目安です。届いたら、持ってハローワークへ。
- 自己都合退職には給付制限期間があります(近年短縮の改正あり。現在の扱いはハローワークで確認)
- 申請が遅れると、その分もらい始めも遅れます。だから離職票が届いたら最優先
- 2週間以上届かない場合は会社へ催促。会社と話したくなければ代行経由でも催促できます(代行のタイプはこちら)
SCENE 03あとから来る2つ。住民税と、確定申告
④ 住民税
会社天引きが止まり、納付書が自分に届きます。ここが油断ポイントで、**「後から来る一番大きい請求」**です。退職金や最後の給料から、納付書のぶんを先に取り分けておいてください。
⑤ 確定申告(年内に再就職しなかった場合)
源泉徴収票を使って翌年に申告すると、払いすぎた所得税が戻ることが多いです。源泉徴収票は捨てずに保管を。
ここでつまずく人が多い
- 保険証は退職日の翌日から使えません。切り替え前の受診は一旦全額負担になり得ます
- 「そのうちやる」の年金未納は、免除申請と違って後で効いてきます。苦しいなら「払わない」ではなく「免除を申請する」
- 離職票・源泉徴収票が実家に送られると退職が家族に伝わります。送付先の指定はこの回で
SCENE 04冷蔵庫に貼る用のチェックリスト
全部にチェックがついたら、事務は終わりです
- 健康保険の切り替え(14日 or 任意継続なら20日以内)
- 国民年金の切り替え(14日以内・苦しければ免除申請)
- 離職票の受領 → ハローワークで失業保険の申請
- 住民税の納付書用に現金を確保
- 源泉徴収票を保管(次の職場 or 確定申告で使う)
SCENE 05手続きが終わったら、ここから先は人生の話

レンくん
チェック、ぜんぶ埋まりました。……で、ぼくはこれからどうすれば。

幕田さん(支配人)
焦らないこと。それが最後の手続きです。焦って決めた次の職場は、だいたい前と同じ理由で辞めたくなります。失業保険をもらいながら次を選ぶのは、制度が用意してくれた正当な猶予期間です。
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次回予告
書類が届く住所、大丈夫ですか。離職票が実家に飛んで退職がバレるパターンと、全部塞ぐ方法はこちら。
→ 退職代行は親にバレる?会社から実家に電話が行く3つのケースと、全部塞ぐ方法
※本記事は一般的な情報の提供です。制度の数値・期間は改正されるため、市役所・ハローワーク・税務署で最新をご確認ください。
※引用した会話・事件メモは視聴者の体験談をもとにした再現ドラマであり、実在の企業・人物とは関係ありません。
