本日の演目
演目通帳とにらめっこする、退職後の最初の不安
登場人物次の仕事が決まる前に生活費が心配な人
上演時間この記事は3分で読めます

退職を決めた後、真っ先に頭をよぎるのは「その間、生活費どうしよう」だと思います。失業保険(雇用保険の基本手当)がもらえることは知っていても、実際いくらなのかがわからないと、不安なまま日々を過ごすことになります。

レンくん
レンくん
失業保険っていくらもらえるのか、正直まったく想像がつかないんです…前の給料と同じくらいですか?
幕田さん(支配人)
幕田さん(支配人)
そこまでは出ません。目安は退職前の給料の おおよそ50〜80% です。給料が低かった人ほど給付率は高く設定されていて、逆に給料が高かった人ほど率は低くなる仕組みです。

SCENE 01ざっくり計算する3ステップ

今夜これだけ覚えて帰ってください
  • 目安は「退職前6ヶ月の給料の合計 ÷ 180 × 給付率(50〜80%)」
  • 給付率は給料が低いほど高く、高いほど低い(上限・下限あり)
  • もらえる日数(給付日数)は、年齢・勤続年数・退職理由で変わる

ステップ1: 賃金日額を出す
退職前6ヶ月の給料(残業代・各種手当を含む、賞与は除く)の合計を、180で割ります。これが「賃金日額」のおおよその目安です。

ステップ2: 給付率をかける
賃金日額に応じて、給付率はおおむね50〜80%の範囲で決まります(低賃金だった人ほど高い率)。ここに賃金日額をかけたものが、1日あたりにもらえる「基本手当日額」の目安です。

ステップ3: 給付日数をかける
基本手当日額に、もらえる日数(給付日数)をかけると、総支給見込み額が出ます。

レンくん
レンくん
給付日数ってどうやって決まるんですか?
幕田さん(支配人)
幕田さん(支配人)
年齢・雇用保険に入っていた期間・退職理由の3つで変わります。自己都合退職か会社都合退職かでも、もらえる日数がかなり違ってきます。ここは制度が細かいので、正確な日数はハローワークで確認するのが確実です。

SCENE 02自己都合と会社都合で、何が変わるか

→ 表は横にスクロールできます
項目 自己都合退職 会社都合退職
もらい始めるまで 給付制限期間あり 制限なし(早い)
給付日数 相対的に短め 相対的に長め
ここを勘違いしている人が多いです

「自分から辞めたら会社都合にはならない」と思われがちですが、長時間の未払い残業や、実質的な退職強要があった場合は、自己都合ではなく会社都合として認定されることがあります。退職理由に心当たりがある場合は、ハローワークで相談時に必ず伝えてください。

事件メモ ── あるケース(体験の再現)
状況正社員・28歳。手取り月22万円ほどで3年勤務し、自己都合で退職
計算賃金日額のざっくり目安から、基本手当日額はおよそ5,000〜6,000円程度と試算
結果実際にハローワークで手続きしたところ、試算とほぼ近い水準で決定。給付制限期間を経て支給開始
※視聴者の体験談をもとにした再現です

SCENE 03自分で計算するのが不安なら

ここまでの計算はあくまで「目安」です。実際の金額は、賞与の扱い・端数処理・年齢区分の上限額などで変わります。正確な金額を知りたい場合はハローワークの窓口が一番確実ですが、書類の整理や対象になる給付の見落としが心配な場合、申請サポートを使う選択肢もあります。

※上記はプロモーションを含みます
幕田さん(支配人)
幕田さん(支配人)
制度として、ちゃんとあなたの権利として設計されています。金額を知って、退職後の資金計画を立ててから動いてください。
次回予告

退職後にやる手続き全体の流れは、こちらに順番でまとめています。
辞めた翌朝、静かな部屋でこれだけやる


※本記事は一般的な情報の提供です。給付率・給付日数・上限額などの制度内容は改正されることがあるため、正確な金額はハローワークで最新の内容をご確認ください。
※引用したケースは体験談をもとにした再現です。